2009年1月3日土曜日

わたし、今年はちぢみ指向へ


       (鶏ならぬ「風見クジラ」東を向いて日を受けているが、今年の吹く風は?)

 2006年12月発病以来、正月の「おめでとう」の意味を考え直している。
 形式化した賀状も整理(辞退)したいというメッセージを差し上げたが、彼我の情勢判断はレベルが合わないから、今年も変わらぬご挨拶を頂いた。
不義理は病期の高齢者には許されるというのは、後ろ向きの自己弁護なるが、やむを得ない。

 さて、今年は「極めて有限(月単位か)の人生」を心に深く刻んで、諸事を整理してゆきたい。
 患者が考える肝心の治療計画は、基本的には抗がん剤の選択、今のトポテシン(カンプト)の効果の見極めと、次の抗がん剤の選択、付随して腫瘍マーカーCEAの検査を月2回(一回は自費)とする。
下がっている全身的なバイタルレベル(気分が優先しているけど、思い込みではない)の改善、食欲不振・嗜好変化を中心に(体重維持がままならない)、正月料理もなかなか減らない。なにが起こっているのか、どうすればよいのか。
このためにも、丸山ワクチンを始める、歯止めになるか。
局所的には左肩の転移部(昨年7月に50 Gy.X-ray照射済)の再燃、疼痛?対策。

 身の回りの整理は大事業。書籍と、世のしがらみがもたらした「情報文書」のおびただしい集積が最大の障害、捨てるに徹してゆくこと。段取り主義者でもあるのでつい余計なものが滞留してしまったのです。世の中を「身軽に生きる智恵」に欠けているのです。
 
 人生のこの時期、ちぢみが出てくるのは常識的なことでしょう。

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