2007年6月16日土曜日

[肺ガンのエーーッ:my cancer history-2]

 5月16日に第1回をアップしたが、1月経ってしまった。
  肺ガン患者の初期はさまざま、自覚症状がないのも特徴、なにをあやしいと感じるのか、そんなヒントになるか、経過を追ってみることとする。「拝ガンの栄」というがこいつには「拝顔」したくなかった。

 ’06
.12月16日病理検査の結果が出て「非小細胞、腺がん」の宣告。この時点では本人なにも判っちゃいない、痛くもかゆくもない、うわべは普通人、入院後もおなじ状態の人に何人も会う事になる、肺がんの1つの特徴だ。18日から連続で精査=胃の内視鏡、腹部中心にエコー、造影CT。25日、結果を聞きに行く、CT画像の一番上の肋骨の影に隠れるように直径15ミリほどの病巣が鎮座していた。なにが、どこにあるかという見当がついたわけだ。K医師(外科)による第1次の検査はここで終了、呼吸器科のあるH病院の予約をその場で取ってもらい、翌26日に受診という運びになった。明けてかみさん同伴で呼吸器外科を受診、Y医師(主治医をお願いした)と会う、ここで恐ろしい話が出てくる、「病巣は少なくとも3ヵ所、肺野に播種も見られる、原発部位はこの画像では判らないから、PETで調べて見ましょう、予約をとります」、予約1月5日となる。
とんとん拍子に肺がん患者の途へ入ってゆく、なにも判っちゃいないのだからまだ早期発見などという楽観もあったのです、人生最悪の年末年始となった。(つづく)
 

0 件のコメント: