2007年8月6日月曜日

ファミリー・パーティ





 7月は連れ合いの、8月は私めの誕生月、この年になれば嬉しいよりやれやれ気分、親の没年令を思い出したりする。
子どもたちは、私の見舞いも兼ねて会いにきてくれるが、今回は自家ではなく外食にした。

 西浅草は知る人ぞしる「中国小菜・龍圓」、なにげな外観、内装も抑制されたシンプルな小規模な店。予約はとらずに
開店と同時に入る。事前に同店のHPでチェックしてあった、前菜を数点(画像1.前菜4種、時計回りに1.牛筋のパテ風2.チャーシュー
3.蒸鶏4.ピータンとルッコラサラダ風(画像2.ピータンとルッコラ自家製ドレッシング)、紹興酒のデカンタを頼む。息子はやや遅れて到着。メインとして酢豚、エビ、豆腐(画像3.花椒の香り高い麻婆豆腐)、師傅のお勧め(画像4.本日のスペシャル、牛筋とほほ肉の黒酢煮込み)など。シンプルなメニュー構成のなかから、1種のかけ引き(小さな店では成立)も楽しみながら、期待をこめてオーダーする。素材に拘るポリシーでぐんぐん押してくるお皿は迫力がある。
当日は牛内臓系を楽しむことが出来た。療養中で食い意地、押さえ押さえ気味の私も、しっかり食べたが、お腹一杯で気持ちいい!理想的なディナとなった。体にやさしい
料理が体感されるというのは素晴らしいこと、味付けの濃淡、油っ気の多寡、火通しの強弱なんてところから抜け出した高い総合的なレベルにあることが判る。全員堪能の境地に至る。

 帰りは7時前仲見世を通ったがもう店じまい、割合早いんだと思いながら、日が落ちてぐっと涼しくなったなか、ご帰宅となったのでした。(07.8.5. 「龍圓」西浅草3-1-9.03-3844-2581.定休月曜ただし休日なら火曜に)

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