2007年10月14日日曜日

道に迷ったらもとの道に戻るのが・・・

 「沖縄戦自決軍関与」「議員後援会の会計処理」「社保庁」をめぐっての対応は道に迷っているのに、迷った認識がなくまだ右だ左と進もうとしているという印象が強い。道に迷ったらもとの道にもどるのが解決の方法ではないのか。
 「沖縄戦自決軍関与」「議員後援会の会計処理」は対応が問題解決へストレートに向わずに、混乱を増幅させているとしか思えない、特に前者は文科省の暴走がハッキリしたのだから、まずそれ以前の状態に戻してみればよい、根拠にした文献からの引用は著者も怒る勝手なものだし、旧軍人が告訴しただけで軍関与の否定ヲいうだから、文科省はいつから裁判長になったのか、司法の独立もなにもない、この告訴はマッチポンプの匂いが濃い、よくきく「訴状をみていないからコメントできない」というのが文科省のコメントなまだしも、今回はどうも「訴状は文科省が協力した」のじゃないのかって言いたくなる。
 「議員後援会の会計処理」も領収書1円以上としたら事務処理が増えるのは当然、なんたらかんたら糊塗せずにでこんなに悪用されるザル法といわれる「政治資金規制法」、破れざるの目からこぼれたものは、その笊にもどしてもまたこぼれる。制度自体に欠陥があるのは自明(国民には)なのだから、思い切って原点、出発点までもどらないことには自民。民社両党で灰色壁塗り作業をやるほど、国民は「嫌気」がさしてくる(この「嫌気」にも問題はあるのだが)。
 「社保庁」では掛け声、空手形連発でいまだに不完全管理、つまみ食い自由という印象は続いている、国民生活の根幹となるますます重要性を増す年金制度や国民健康保険制度、ムーア監督の「SICKO」を見るとイギリス、フランスでは包括的に患者負担なしの健保制度が発達した資本主義国に存在し、機能している、イギリスではサッチャー革命をへても健在している。フランスでは政府が国民を怖がっている、そこまで日本の国民は成長できるのだろうか。 

0 件のコメント: