2008年7月5日土曜日

ガン患者の運命=よく似た患者


 デイリーで拝見して、精力的に患者側に立った具体的なコメントで、私たちを元気づけてくれている
U医師のブログにこんな紹介があった。

私の状況にかなり共通するものがあるので(無断で)引用させたもらった。
このケース、ガンの個性、治療の個別性って痛感ものだがやはり「運命」ってある
のか、私は運命論者ではないつもりだが肺腺がんと遭遇して以来「巡り合わせ」の不
思議さには感じるところがある。
なぜか?まづ患者は「もしガンが発病したら、あの名医にかかろう」なんて考えていないし、
経験豊富な助言者は傍にいるなんてことなんて希有のことだ。
06年12月、私の場合「頚のリンパ節の小さなしこり」をまずホームドクターと相談して、さ
らに面識のある外科医を尋ねた、外科医は胸部X-rayだけの所見から「宣告」されなかった
(ここまではガンの姿を現していなかったのだ)。私がガンにいまも生きていられることに関わって
くれた数えきれない人たちに感謝の念以外はない。
言いたいのは1人の患者が自分の意思で選べる治療はあまりにも少ないということだ。

(以下引用)

イロイロな境遇の患者さんがいます。

どうも、あまり抗癌剤治療には慣れていない主治医が、
おっかなびっくりで治療をして、
その結果、
標準的抗癌剤治療とはかけ離れた、
極めてマイルド治療になり、
そのお陰でQOLが保たれ、
標準治療では、
70%以上の確率で、
亡くなられているはずなのに、
いまだにお元気で生活されている患者さんが来られました。(後略)

   (画像上は「北の大地の詩」鈴木 徹作/札幌芸術の森・野外展示紹介-14)

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