2009年1月24日土曜日

丸山ワクチン(SSM)治験参加

            (この箱の中に各10本のアンプル在中)
 

 昨23日SSM4回目の皮下注射、酸素飽和度は96、14日の腫瘍マーカーCEAは45.7と約2ポイント改善(8日トポテシン4回目点滴の後、これはSSMはまだ影響していない)。

 このSSMはワクチン療法の世界では「古典的」といえる歴史があり、開発されてから半世紀以上もたっている、延38万人利用者数があり、現在時点で約3万人が使用中と説明された。未承認薬という状況もさまざまの解明が行われていて、医学界の「謎」ともいえる実情があるようだ。治験参加という不思議なやりかたになっている。

 友人(乳がん)から発病のころから勧められていたという経過もある。

 最近は精神科医の中井久夫医師(神戸大学名誉教授)が「みすず、2008.3月号」で「私見」といいながらも、医者としての体験をもとに丁寧な、肯定的なレポートを発表されており、これも大いに背中を押して貰うことになった。版元にはこの3月号の請求が多数寄せられて、再販されたようである。
進行中の先進的な阪大・東大のワクチン療法治験は期待できそうだが、私の場合、事前検査の適合性で「落第」、治験は条件設定が結構壁になる、SSMにはこの壁はなんにもない。

 SSMに踏み切った本人事情をまとめておくと、
A, 7種類の抗がん剤を9回にわたって2年間使ったが結果的に進行が止まらない。 
B. 直近のトポテシン(カンプト)点滴中から気分が悪くなり、約1週間その状態をひっぱっ
 た。 
C もう4ヵ月になるが食欲不振、嗜好変化による体重減少に歯止めがかからない、トポテシ
 ン(カンプト)のせいではないが、といって改善してくれてはいない(冒頭の腫瘍マー
  カーCEA改善は次の検査でもっと確実なものになるのか)。
D. 周辺症状では、昨年7月にX-ray照射(50Gy)した左肩転移周辺部の疼痛が再発してい
 る、効果的な抑止処方がない、これは精神的なダメージにつながる。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして
私は肺線ガン、STAGEⅣでイレッサ服用中です、SSMも10数クールやっていますが、私の場合はSSM自体はガン縮小効果はありませんでした。けれど、一般抗ガン剤の白血球減少等の副作用予防効果はあります。検査結果に一喜一憂しないで継続されることが大事です。