2007年6月3日日曜日

社会復帰というサクランボ狩


 土曜、日曜は旅行であった。退院後どうしても家にこもる傾向があるので、「引張り出すのだ」という友人達の好意で立科町(長野)の山荘に一泊、温泉、蓼科山山開き、さくらんぼ狩という充実の時間を過した。高所(約1700m)で健常者と同じペースで動くのは始めてで、下肢の疲労感、息切が自覚されたが、運動不足という面もあるから、すべて副作用の後遺といい切れない気がする。
 見上げる蓼科山の頂上付近には残雪も見られ、ときおりぱらつく雨のなか神主の主祭するセレモニーも終り、参加者にはお神酒、多種な山菜のてんぷらが振舞われた、アカシアの黄色、山藤の薄紫の花房の天ぷらを始めて食した、「油沸くこごみアカシア藤の花」。薄ら寒い高原から、暖い平地へ下りて、新しい町「南アルプス市」の桜桃園へ、「高砂」「佐藤錦(画像)」を枝から摘み取り制限時間40分で食べ放題、お行儀悪く種を吐き出し、それぞれ分別と葛藤しながらしっかり腹中へ納めた。丁度昼時でもあった、そば?ほうとう?と想定された昼食はだれも言い出さず、中央高速、石川PAはお茶で小憩、稀に見る無渋滞のなか予定どうり17時30分には出発地点まで帰り着いた。

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