2007年10月2日火曜日

私の未来は?間もなく発がん?周年、発見1周年、生存率は100%だ?

 昨年12月に肺腺がん発覚、そのときすでに病期(stage)はIVであり、がんの発生期はさかのぼること10年(独断)近いのではないか。
 stageIVを起点にしたら間もなく1周年を迎える、お祝いはする気にはなれないが、生きている。
 stageのほかに体の活動の程度を表す指標もあってPS=Performance Status、いまの日本でいえば介護度のようなもの?うまい訳語はないようだ。日常生活上の制約はなにもないのを0ゼロレベルとして(4は自分で自分のことができないレベル)、DR.の判断は0レベル、本人自覚でもおなじ、特に他人様からは「通常視」されて、最近では「良くなったようね」と根拠のない励ましも頂いている。
 stageIVは、転移が他臓器(リンパ節、縦隔)にあって、肺野に播種も見られる。a.外科手術、b.放射線治療の対象ではない。c.化学療法(抗がん剤)のみということになる(これらa.b.cが3大療法)。
 受けた抗がん剤療法は、2種の2剤併用のレジメンを合わせて7コース(18週)、分子標的剤を25日間、単剤点滴をはじめて3週になる、この間の成果?は腫瘍CEAマーカーが着実に増加(=悪化)である。自覚ではPSはほとんど変わらずだから、一筋縄ではゆかないがんの世界である。
 上記の3大療法はあるが、1つしか使えない私の場合考えられるのは4っ目?2つ目?に「免疫療法」がある。人体に備わっている自己防御システム、単純化すれば、白血球、リンパ球、好中球などを使ってがん細胞を攻撃する、とてもよいコンセプトだが、残念ながら「できればいいね」の世界でもあった、それでもこの分野での医療の進歩はこの10年著しく特に大阪大学医学部は臨床実験をつづけて発展している。大阪大学の臨床実験を受けるか?これが目下の大問題です。

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